ここではポジティブな感情だけでは成功できず、ネガティブな感情も必要であるという内容を載せています。
本記事の内容
- ネガティブな感情は最悪を想定出来、更に力に変えれる。
- ネガティブな感情は淡々と伝える事で効果が出せる。
- しかしネガティブに飲まれると何も出来ない。
この記事の結論は「ポジティブな感情もネガティブな感情も活用できる」です。
ポジティブな感情が良いには何となくわかりますね。
ではネガティブな感情をどうやって活用するのかを紹介致します。
目次
ネガティブな感情は悪いのか?扱い方次第では強力な武器に
一般的にネガティブな感情は悪というイメージが強いです。
例えば恐怖・怒り・妬み等がネガティブな感情であり、あまり良いイメージはありませんよね?
しかしネガティブな感情も時には必要になってきます。
勿論ポジティブでいるという事は重要ですが、ポジティブすぎると何か失敗した時に「次も何とかなるさ」と思って特に対策も考えなくなってしまう事があります。
また「何とかなるだろ」という発想は、知らず知らずのうちに他人を傷付けてしまう場合もあるので、注意しましょう。
失敗した時に「嫌だな」や「あの時ああしていればな」と後悔し、「次は失敗したくないからこうしようと」と考えて行動するか人は成長できるのです。
またネガティブだからこそ物事には慎重になり、失敗しないようにと、今後様々な起こる事を予想のしながら行動する事も出来ます。
ネガティブな感情を上手く扱い、最悪な状況を想定して行動する事が出来るのです。
私自身も失敗する事があれば、次は失敗したくないし恥をかきたくないから何とかしようと思います。
・物事に取り込んでミスをしたりイライラするのは上手くいってない証拠でもあります。
イライラは何か上手くいっていないサインでもあるので、こうなったら自分の取り組んでいる事を少し見直すようにしています。
また時には屈辱的な状況に陥り、相手を見返したいと思う事もよくあります。

それらのネガティブな感情を力に変えるのも成長する上で必要です。
ネガティブな感情は表に出さずに淡々と伝える
ある心理学者の実験により「怒りを感じながらも、その感情を表に出さずに冷静に対処する」のが最も創造性が高い。という結果があります。
そして自制せずに怒り狂うと、創造性は低いです。
怒りを感じる事があれば、その感情を表に出さずに冷静に対処する時こそ、最も頭が働いている時なのです。
また嫌味や皮肉を言われた事はありませんか?そんな時に怒り等のネガティブな感情が沸いてきますよね。
そんな時は「不愉快なので、もう言わないでください」冷静にハッキリと相手に伝えましょう。
自分の怒りを淡々と伝える程、相手も聞き入れやすくなります。
自分の嫌な事に、堂々と「NOを突き付ける」事も自分を守る上で重要な行動です。
怒り狂えばバカにされやすくなり、我慢すれば自分のメンタルがいつか壊れます。
ネガティブすぎると何も行動できない
ここまでネガティブな感情も必要なものであるというと書きましたが、だからといってネガティブな感情に呑まれてはいけません。
ネガティブ過ぎると慎重になり過ぎて、様々な悪い出来事を思いき新しいチャレンジや行動が出来なくなってしまいます。

私も良く「何か新しい事をしてみようかな」と考えても「失敗の事を考えすぎて結局何もしない」という事になります。
これは失敗を過度に恐れ、自分が傷つくのを嫌がるからだと感じています。
こういう状態だと何も行動できず、成長が出来ません。
なので基本的にはポジティブな状態で「少しぐらいなら自分が傷ついちゃってもいいや」という精神も必要になってきます。
基本的にポジティブ8割、ネガティブ2割で行動していきましょう。
ネガティブな事を考えれば考える程めんどくさくなるので、ネガティブな面が許容出来そうなら直に動きます。
そこで失敗する事は多いですが、その経験は別の何かをする時に役に立つ事が多いです。
最後に
人はポジティブな感情もネガティブな感情も両方持ち合わせています。
光ある所に影がある。
ポジティブであれば様々な良い効果がある事は言われていますし、殆どの人はポジティブが良い事だと分かっています。
しかし生きていればどうしても嫌な事や悪意にあってしまう事があり、ずっとポジティブな状態でいるのは不可能です。
ネガティブな感情がどうしても沸き出てくる事はあるでしょう。
なのでこれらの両方の感情を受け入れ、上手く人生の中で効果的に扱う能力が必要なのです。
「自分は大丈夫だ!」と思う方は勿論読まなくても問題ありませんが、「自分はネガティブでどうしようもない」という方は是非読んで学んでみてください。