ここでは幸福の達人、科学的に自分を幸せにする行動の紹介や解説を載せています。
本記事の内容
- 科学的にコスパ良く自分を幸せにする方法。
- 経験を買う、笑顔でいる。
- 自分に正しい事をする事で、幸せになればる。
この記事の結論は「幸福は誰でもコスパ良くなれる」です。
ではどういった行動がコスパ良く幸福になれるのでしょうか?ここではそれの一部を紹介致します。
目次
モノではなく、経験を買う

お金の消費には種類があり、「モノ」の消費と「経験」の消費です。
例えば高級車やブランド品等の物質的なものを買うには「モノ」の消費であり、旅行や美術館に行く等は「経験」の消費である。
コロラド大学の研究によると、物質的な購入より、経験的な購入の方が幸福度が高いと記録されています。
研究者によると、人は経験に適応するのは遅く、モノに適応するの早いとのことです。
確かに形に残るモノは手に入れた瞬間幸福になりますが、すぐに「そこにあるのが当たり前」になります。
そしてまた上位のモノを欲する欲望が出てきます。
モノに対しての消費が悪い訳ではありませんが、意識して経験を買ってみてはどうでしょうか?
私自身も経験をふと思い出して「あれは楽しかったな」「あれは美しかったな」と思う事があります。
経験によって得た知識や感じた事は、今後大きな価値となる可能性を秘めています。
お金と幸福について

お金は生きる上で絶対に必要なものであり、幸福を得るのに欠かせません。
しかしお金と幸福は必ずしも直結す訳ではありません。
アメリカの研究によると、世帯収入が増えるにつれて幸福感は上昇するが、ある程度の収入までいくと幸福感の上昇は頭打ちになる。
また低所得は健康状態の悪化や孤独等の不幸に対する精神的ダメージは大きい。
つまり高所得者と低所得者が、全く同じ病気や孤独になったとして低所得者の方が感情的な痛みが多いのです。
この研究から幸福にはある程度の収入が必要ですが、稼ぐだけでは幸福とはいえないのです。
お金を稼ぐ為に無茶をし過ぎず、健康や睡眠等のワークライフバランスも考える必要があります。
お金は、幸福を得るのに必要です。
大金持ちになれと言う訳ではありませんが、ある程度のお金が無いと幸福に生きる事も新しいチャレンジの出来ません。
収入を増やすのも大事ですが、まずお金とはどういうものなのか?勉強をするもの大事だと思います。
笑顔でいる
様々な本でも書かれており、本著でも書かれている笑顔。
いつも機嫌が良い笑顔の多い人には、多くの人が集まってくるものです。
「人を動かす」にも書いてありましたが、 ハーバード大学のウィリアム・ジェームズ教授は、「動作は感情に従って起こるように見えるが、実際動作と感情は並行するものだ」 と言っています。
笑顔でいれば、感情も楽しくなるのです。
急に笑顔にするのも難しいですよね?私もです。それでも少しでいいので、笑顔でいるように心掛けています。
少しずつ笑顔に慣れ、習慣化する事で、当たり前の様に笑顔を作れる人間になれます。
いいから寝ろ!

睡眠とは手軽な最高の自己投資です。
睡眠不足が様々な病気やメンタルの不調に繋がるのは多くの研究でも言われており、自分自身も経験で感じていると思います。
良質な睡眠を取るだけで、多くの不調が取れ幸せになれます。
ただ殆どの人は、この事が分かっているのに中々実践しません。
私自身、ブラック企業に勤めていて「忙しくて寝れない」という考えもよくわかります。
しかし睡眠7時間よりも優先する物事は存在しません。
脳のパフォーマンスを上げ、仕事や遊びを効率的に熟すには良質な睡眠と睡眠時間の確保が必要なのです。
自分に正しい事をする
自分にとって「得な事」と「正しい事」は違う時があります。
会社の備品をネコババしたり、申請する交通費の水増し。
これらは自分に対して「得」ではあるが「正しくない事」なのです。
幸福とは「正しい事」をする事なのです
これらの行為に少しの得があるかもしれませんが、あとから罪悪感が沸き、気分が良くありません。
この罪悪感や後ろめたさは長く肩にのしかかり、幸福とは離れてしまいます。
「法を犯すな」「倫理観に反するな」「悪い事をするな」これらは綺麗ごとではなく、幸せになれるからそうしろと書いてあります。
後ろめたさが無く堂々と生きていられる幸福感に勝てるものはないのです。
「自分に利益があるから」といって悪い事をすると、罪悪感が強くかかりますよね?
最後に
本著には簡単でコスパ良く幸福になる方法が多く書かれています。
私自身も自分を不幸な人間と思っていました。
しかし不幸と思い続けるだけでは、不幸から脱出する事が出来ません。
少しでも幸福に近づく為に、自分自身が考え方や行動を改めるしかないのです。
全てをやる必要はありません、自分の出来そうなものを選び、少しでも幸福に近づいてみましょう。